内容説明
「与えられた仕事だけをやるのは雑兵だ。」織田信長(戦国武将)、「生きるために働く必要がなくなったとき、人は人生の目的を真剣に考えなければならなくなる。」ケインズ(経済学者)、「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。」小林一三(阪急・東宝グループ創業者)。人生の先輩たちに訊いてみよう!
目次
1 「好き」を仕事にする
2「好き」と「相性」
3「やりたいこと」って何だ?
4 20代はいろいろ試してみる
5 偶然を創りだす
6 「やりたくないこと」を考える
7 会社を辞めたい
8 急がば、回れ
9 夢をかなえる
10 才能って何?
11 日本人の生き方
12 何のために働くのか?
13 人生の標準モデルが消えた
14 21世紀の仕事論
著者等紹介
戸田智弘[トダトモヒロ]
ライター&キャリアカウンセラー。1960年愛知県生まれ。北海道大学工学部、法政大学社会学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月讀命
83
古今東西の後世に名前を残した方々の仕事に対する名言が99、格言といってもいい程の仕事に対する哲学が数多散りばめられている。阪急の小林一三が言った「下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。」とか、織田信長が言った「与えられた仕事だけをやるのは雑兵だ。」とか、やらされるんじゃなくって自ら進んでやる。工夫して仕事が好きになり、誠心誠意に励み前向き思考が大切である。仕事をしているふりをして、高額の給料を貰う為だけに通勤している公○員の皆さん、よ~く考えましょうね。2010/04/30
こうせいパパ
41
これは大変良かった。働く理由に関する多くの考え方に触れ、中には心にスッと入ってくる目から鱗的な言葉もあり、非常に有意義な読書だった。モヤモヤしていたものが綺麗に解き放たれた気分だ。是非とも手元に置いておき、何度も読み返したい一冊だ。2016/01/06
maito/まいと
30
もう6年近く前の本だけど、とにかくすばらしい一冊。(この手の本の場合決まって)もっと早く読めばよかった、と言っているのですが、この本に関しては今読んでよかった、と思う。それだけ自分の仕事への無意識(の認知)を拾ってくれて、うすうす感じていたことを、言葉にしてくれた本でもある。タイトルの通り、確かに名言を多数収録した名言本ではあるのだけど、著者の明確なメッセージを、名言を上手に織り交ぜながら、柔らかく、それでいて鮮明に解説してくれていて、そのさじ加減が本当に絶妙!仕事に悩む全ての人にオススメできる本です!2013/05/14
ルル
23
著書はキャリアカウンセラー。キャリアデザインに興味ある方はご一読を(*^^*)2019/01/09
佳音
22
中高生にいいかもねむ。仕事に対する発想の転換をはかりたい人にもオススメ。2013/08/01