図説 曼荼羅大全―チベット仏教の神秘

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887215689
  • NDC分類 186.8
  • Cコード C0014

内容説明

内に宇宙を宿す人間の身体と、われわれの周囲に広がるコスモスとの関係から、あらゆる森羅万象をとらえて、これを理解しようとするチベット仏教。その聖なる象徴ともいえる「曼荼羅」の、それぞれの部分が具現するものや実際の作り方などを多彩な図版や写真を用いて具体的に解説しながら、曼荼羅全体の意味を読み解き、チベット仏教の世界観・宇宙観に迫る恰好のマンダラ入門。

目次

第1章 神秘へのアプローチ
第2章 仏教の法輪の中心―根本概念
第3章 外のマンダラ―宇宙
第4章 内なるマンダラ―人間
第5章 もうひとつのマンダラ―タントラの方法
第6章 マンダラと西洋

著者等紹介

ブラウエン,マルティン[ブラウエン,マルティン][Brauen,Martin]
1948年生まれ。チューリッヒ大学で社会人類学、宗教史などを学ぶ。1969年よりインドのデリー大学で仏教学を学ぶかたわら、北インドのチベット仏教寺院でフィールドワークを行なう。現在、チューリッヒ大学民族学博物館のヒマラヤ・東アジア部門の主事。チベット、ブータン、ネパールの民族史や宗教に関する著作論文多数

森雅秀[モリマサヒデ]
1962年生まれ。1984年名古屋大学文学部卒。1990年名古屋大学大学院文学研究科博士課程後期課程中退。1994年ロンドン大学大学院修了。Ph.D.(ロンドン大学、1997)。名古屋大学文学部助手、高野山大学文学部助教授を経て、現在、金沢大学文学部助教授。専門はインド、チベットの仏教文化史。とくに密教儀礼と図像学の研究を進めている
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