クライヴ・バーカーのホラー大全

バーカー，クライヴ〈Ｂａｒｋｅｒ，Ｃｌｉｖｅ〉/ジョーンズ，スティーヴン【編著】〈Ｊｏｎｅｓ，Ｓｔｅｐｈｅｎ〉/日暮 雅通【訳】

東洋書林（2001/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 281p／高さ 21cm
• 商品コード 9784887215313
• NDC分類 902.3
• Cコード C0098

目次

アメリカン・サイコのＡ
ベルゼブル（悪魔の首領）のＢ
カオスのＣ
悪魔団（ザ・デビル・ライズ・アウト）のＤ
エスケープのＥ
肉体（フレッシュ）のＦ
気味悪い話（グリム・テイルズ）のＧ
ハーレクインのＨ
イノセント（無邪気）のＩ
ジャパンのＪ〔ほか〕

著者等紹介

バーカー，クライヴ［バーカー，クライヴ］［Ｂａｒｋｅｒ，Ｃｌｉｖｅ］
１９５２年リヴァプール生まれ。『血の本』シリーズ全６巻（デビュー作で世界幻想文学大賞と英国幻想文学賞を受賞）、『ダムネーション・ゲーム』、『ウィーヴワールド』、『ヘルバウンド・ハート』、『死都伝説』、『不滅の愛』などホラーベストセラー多数を書いてきた。それらのほとんどが日本でも紹介されている。小説家としての仕事のほか、イラストや、映画・演劇の脚本・監督・製作もこなす。映画では『ヘルレイザー』などがヒット作として有名

ジョーンズ，スティーヴン［ジョーンズ，スティーヴン］［Ｊｏｎｅｓ，Ｓｔｅｐｈｅｎ］
１９５３年ロンドン生まれ。世界幻想文学大賞とホラー作家協会ブラム・ストーカー賞をそれぞれ二度、国際ホラー評論家協会賞を一度受賞したほか、ヒューゴー賞にもノミネートされ、英国幻想文学賞は１０回受賞している。ホラーとダーク・ファンタジーのアンソロジストとしてはイギリスの第一人者であり、約４０冊以上の本を編集・著作してきた。ジャンル別映画の評論家でありコンサルタントでもある

日暮雅通［ヒグラシマサミチ］
１９５４年生まれ。青山学院大学卒。英米文芸、ディジタルカルチャー分野の翻訳家。日本推理作家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くさてる]

クライヴ・バーカーの小説はあまり読んでいないのだけど、これは面白かった。著者こだわりのホラーに関する辞典形式のエッセイ集。図版も豊富で取り上げられているジャンルも様々で楽しめた。個人的には、私が大好きな、シャーリー・ジャクソンの項があったのがとても嬉しかった。

2012/08/05

[a.k.a.Jay-V]

バーカーシーズンなんで。自分が望んでた本がココにある。しかし、欠点がない訳ではない。レイアウトが悪すぎて見にくい。あとザ・持ち運びには困るサイズにつき宅読み専。

2018/04/06

[飛鳥なつめ]

暇つぶしに改めて読んだけど、やっぱりバーカーの考え方とか思想は凄い。アルファベット分けしたジャンル分けも秀逸。ただ私的に興味のない分野は読み飛ばした。興味のある分野については凄く良かった！エド・ゲインについてちゃんと知ったのはきっとこの本のおかげ。

2011/11/15