内容説明
日本で初めてユニットケアの入門書。ユニットケアは暮らしをともにするケア、さらには暮らしを楽しむケアを作り出す方法です。特別養護老人ホームや老人保健施設を変えるための事例と解説が、ぎっしり。
目次
1 日本におけるユニットケアの可能性 全国セミナーを終えて―日本の高齢者福祉の質的変革が起こっている
2 誌上シンポジウムユニットケアの意義―ユニットケアの今、そして今後
3 ユニットケアを始める人たちへ―ユニットケアの重要ポイント
4 ユニットケアを支える心―ある老人ホームがユニットケアを作りあげるまで
5 ユニットケアの実践―日本の先進事例を紹介・解説
著者等紹介
高橋誠一[タカハシセイイチ]
1957年北海道生まれ。札幌大学助教授を経て、東北福祉大学助教授。在宅福祉・地域福祉に関心をもちつづけ、ケース(ケア)マネジメントの研究に10年の実績をもつ。理想的なケースマネジメントの研究のなかで、グループホーム・宅老所にたどりついた
武田和典[タケダカズノリ]
1976年東北福祉大学卒。’80年に知的障害者施設・石川更正園、’89年に宇津峰十字の里開設にかかわり、理事・副園長をつとめる。’94年特別養護老人ホーム・シオンの園を開設。理事、園長として運営にたずさわる。現在は、きのこ老人保健施設副施設長
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