国際教育開発の再検討―途上国の基礎教育普及に向けて

個数:
  • ポイントキャンペーン

国際教育開発の再検討―途上国の基礎教育普及に向けて

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月04日 06時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887138247
  • NDC分類 373
  • Cコード C3037

内容説明

1990年、ユネスコ等国際機関共催による「万人のための教育(EFA)世界会議」以来、途上国への教育援助は従来にも増して活発化した。にもかかわらず多くの国々では、基礎教育の普及さえ今なお危機的な状況にある。原因は何か―実務経験豊かな執筆陣が、被援助国・援助国それぞれに伏在する阻害要因を追及するとともに、より効果的な支援をめざす理論と実際の全てを、現場の視点に立ち多角的に検証・考察した、今後の国際教育協力推進のための必読のテキスト。

目次

第1部 EFAをめぐる国際的な動きと課題(EFA推進のためのグローバル・メカニズム―国際教育協力をめぐる公共性と政治性;EFAをめぐるパートナーシップの課題―組織間・アクター間の政治的力学;ミレニアム開発目標達成に向けての問題点―教育財政支出と財政管理の視点から)
第2部 EFA達成のための教育改革と実践的な課題(地方分権化におけるEFA目標達成と能力開発―インドシナ諸国における教育「セクター・プログラム支援」を事例として;EFA推進の国際的、国内的動機と学校、家庭へのインパクト―エチオピアの事例;EFA政策の推進と教育の質―ケニアの学校現場から)
第3部 EFAに向けた取り組みに関する分野横断的な課題(教育の質に関する課題―EFA達成に向けての質の重要性と質の測定法;EFAに向けた識字への取り組み―その課題と可能性;障害児とEFA―インクルーシブ教育の課題と可能性;EFAにおけるライフスキルの意義)
おわりに―今後の基礎教育開発の展望

著者等紹介

小川啓一[オガワケイイチ]
1966年生まれ。米国コロンビア大学人文科学系大学院博士課程修了。Ph.D.(比較国際教育学・教育経済学)。世界銀行本部教育エコノミスト、神戸大学大学院国際協力研究科准教授(この間、ラオス国立大学経済経営学部長アドバイザー、米国コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ客員教授)を経て、同大学院教授。専門分野は教育経済、教育財政、教育政策と計画。特に東南アジア、中央アジア、南部アフリカ、中東地域諸国における人的資源開発と公共政策に関する実証研究に取り組んでいる

西村幹子[ニシムラミキコ]
1972年生まれ。コロンビア大学ティーチャーズ・カレッジ博士課程修了。Ed.D.(教育学、国際教育開発論)。国際協力機構ジュニア専門員、グローバルリンクマネージメント株式会社研究員を経て、神戸大学大学院国際協力研究科准教授。教育政策や改革、教育行財政制度における公平性、アフリカにおけるEFA政策の効果、学校選択性やノンフォーマル教育等の政策の評価に関心を持っている

北村友人[キタムラユウト]
1972年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)教育学大学院博士課程修了。Ph.D.(教育学)。国連教育科学文化機関(UNESCO)パリ本部教育局勤務を経て、名古屋大学大学院国際開発研究科准教授。博士論文ではバングラデシュの学生運動を研究し、UNESCOではEFA事務局に勤務した。それらの経験を活かしつつ、教育学、政治学、社会学などの視点から途上国の教育開発について考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。