メルロ=ポンティとレヴィナス―他者への覚醒

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887135376
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C3010

内容説明

本書は徹頭徹尾、自己と他者の間で交わされる、見ること、見られること、触れること、触れられること、そして言葉を交わすことという、ありふれた身体経験について、その深層を探ることを目指している。そしてそのことを通して、自己同一性の問題、さらには自己と他者との交流の深層、あるいは断絶という真相に迫ることを意図している。

目次

第1部 メルロ=ポンティにおける身体と他者(知覚・言語・“存在”;前期・中期における自己と他者―対話の観点から;自己と他者 ほか)
第2部 レヴィナスの他者論(メルロ=ポンティからレヴィナスへ;レヴィナスの存在論―同一性から自同性へ;自己から他者へ ほか)
第3部 メルロ=ポンティにおける他者の可能性―レヴィナスからメルロ=ポンティへ(可逆性と他者性;メルロ=ポンティとレヴィナスにおける「思考されざるもの」;メルロ=ポンティの他者論に関するルフォールとレヴィンの論争 ほか)

著者等紹介

屋良朝彦[ヤラトモヒコ]
1965年沖縄に生まれる。1989年北海道大学文学部卒業。1998年北海道大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得退学。1998年日本学術振興会特別研究員(PD)(至2001年3月31日)。2002年博士(文学)。現在、大阪大学大学院文学研究科21世紀COE研究員。専攻、フランス哲学、臨床哲学、応用倫理学(リスク論など)
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感想・レビュー

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ちー

0
もういいわ。2012/04/09

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