北欧のノーマライゼーション―エイジレス社会の暮らしと住まいを訪ねて

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  • サイズ A5判/ページ数 133p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784887062979
  • NDC分類 369.023
  • Cコード C0052

内容説明

北欧の「今」は日本の「未来」。同居しない親子、自立する高齢者、世界でもっとも進んだ福祉の国、スウェーデンとデンマークへの旅を通して北欧のクオリティー・オブ・ライフを考える。

目次

第1章 ノーマライゼーションの国
第2章 シニア住宅「ローデット」ではじまる新しい人生
第3章 グループホームに暮らす
第4章 「フォルクヘメット=国民の家」と「連帯の精神」
第5章 生活者の目線デンマーク
おわりに 北欧の「今」は日本の「将来」

著者等紹介

田中一正[タナカカズマサ]
1952年滋賀県生まれ。立命館大学理工学部土木工学科卒業。1975年大和ハウス工業株式会社入社。滋賀特建営業所長、東日本シルバーエイジ研究所長、西日本シルバーエイジ研究所長、総合技術研究所副所長を歴任。シルバーエイジ研究所は、大和ハウス工業における医療・福祉分野の施設建設を専門に行うセクションとして1989年に設立。病院・老人保健施設・有料老人ホーム・グループホームなどのマーケティング、建設・運営の企画提案など、幅広く活動している。現在、大和ハウス工業における新規事業であるロボット事業推進室長

川口政則[カワグチマサノリ]
1959年大阪府柏原市生まれ。写真家。企業広告を主に、風景、社会的ルポルタージュ、ファッション写真、ポートレイトなど撮影分野は多岐にわたる。近年は、高齢化社会をテーマに撮影を続けている。「2006日経ヘルスケア21広告賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まぁこ☆

1
スウェーデンとデンマーク。こんなに高齢者が住みやすい環境作りがされているとは知らなかった。今の日本との相違点は多かったが、これからの日本で避けては通れない課題であると思う。今の日本でどのようなことが実現可能か私にはまだまだ分からない。日本の社会保障制度や現状についてもっと知らなければいけない。そう思える一冊だった。2014/12/12

葡萄びーだまがけん

1
ガイドブックの様なキレイな写真をはさみながら、2つの国のクオリティー・オブ・ライフを垣間見れる。ゆったりとした住空間は憧れを感じずにはいられない(°_°)ー☆ 2020年遠くにあった月日がもう目の前、日本クオリティーな老後はどうなるんでしょうか。2014/08/01

naniwano03

1
文化の違いを感じた。あっちにはあっちのグループホームがあるってこと。誰もが普通に暮らせる社会を築くのは難しい。2012/04/20

fu-ma

1
研究の参考書として読んだが参考図書としては不十分だった。しかし、北欧の福祉先進国といわれる二国の現状を把握する入門編として読まれることをおすすめします。日本の福祉施設は少し現場をみるだけでも劣悪な環境の場所が多い。これは本書にもあったように自分たちの老後に対する意識の低さがひとつの原因ではないかと思う。二国の人権への考え方に感銘を受けた、人権は保護されるのが大前提ではないのだと感じた。図や写真も多くて生活する高齢者の雰囲気も伝わってくる内容だった。2010/11/01

gassy

1
写真がキレイ。福祉の教科書よりもノーマライゼーションの定義が私好みに書いてあった。

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