内容説明
食品汚染が心配。どう対処したらいいの?お母さんたちの疑問に答え、放射性物質、放射線、放射能、などの必要知識を解説。チェルノブイリ事故の防護対策を活かし、福島第一原発事故の現状を増補・解説。
目次
福島原発事故危機の中で
第1章 はじめに―私がやってきたこと
第2章 放射能って何だろう?(原子の名前の表し方;放射能って何物か? ほか)
第3章 放射線の人体への影響(放射線障害の歴史;放射線障害の二つのタイプ ほか)
第4章 食品の放射能汚染にどう対処するか?(厚生労働省の規制基準;食品汚染の実態はどうか? ほか)
著者等紹介
安斎育郎[アンザイイクロウ]
1940年生まれ。東京大学理科1類に入学。1962年、工学部原子力工学科第1期生、続いて、大学院修士・博士課程を修了して1969年工学博士。同年、東京大学医学部放射線健康管理学教室(文部教官助手)となり、1986年、立命館大学経済学部教授、88年、国際関係学部教授。1992年、立命館大学国際平和ミュージアムの設立とともに館長代理(館長は、故・加藤周一氏)、1995年より館長、2008年より名誉館長。2006年4月より、立命館大学特命教授・名誉教授。2011年3月に退職し、4月、Anzai Science & Peace Office(略称:ASAP)を創設、科学教育および平和創造に関する多様な活動に取り組む新たな体制をスタート。専門は、放射線防護学、平和学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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