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哲学選書
“象徴(シンボル)形式”としての遠近法

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886792105
  • NDC分類 725.2
  • Cコード C1070

内容説明

古代の曲面遠近法、中世におけるその解体、ルネサンス期の平面遠近法の成立、近代におけるその展開、を跡づけ、時代の空間観、世界観と、対応させる。

著者等紹介

パノフスキー,E.[パノフスキー,E.][Panofsky,Erwin]
1892年にハノーヴァーのユダヤの家系に生まれる。1914年、フライブルク大学で学位を取得し、21年からハンブルク大学講師、26年から教授となる。ワールブルク文庫の創立者アビ・ワールブルクを知りエルンスト・カッシーラーとも親交を結ぶ。33年にナチ政権が成立するとアメリカに亡命、この年ニューヨーク大学教授、35年にはプリンストン大学高等研究所教授となる。68年死去。図像表現の意味を、広い精神史的背景のなかでとらえようというイコノロジーの方法を確立して、30年代以降の美術史学の新しい局面をひらき、文化科学全域にはかりしれない影響を与えた

木田元[キダゲン]
1928年に生まれる。53年東北大学文学部卒業。専攻は哲学。長く中央大学文学部教授をつとめ、現在は同大学名誉教授
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