内容説明
北の大地で執拗に展開される“朝鮮人強制動員記念碑”の建立計画。暴穴ばかりか遺骨まで捏造した戦慄すべき反日活動の実態を詳細にレポート。
目次
1 反日石碑テロは東川町から始まった
2 東川町朝鮮人強制動員感謝の碑
3 “朝鮮人強制労働者”の墓や遺骨も捏造―美瑛町のニセ人骨・ニセ墓穴事件
4 北海道新聞への公開質問状
5 猿払村共同墓地の石碑テロ
6 ニューヨークタイムズ東京支局長マーティン・ファクラー氏からの取材申し込み
7 私的に建立される強制連行追悼碑
8 呉一相の真実―北海道新聞記事から読み取る“強制連行”の実態
著者等紹介
的場光昭[マトバミツアキ]
昭和29(1954)年、北海道上川郡愛別町生まれ。北海道大学経済学部中退。旭川医科大学卒。日本麻酔学界専門医・日本ペインクリニック学界専門医。医療法人健光会旭川ペインクリニック病院理事長。長年にわたり地元誌『北海道経済』巻末コラム執筆、西部邁事務所発刊の『北の発言』の協力執筆者、全国誌では『発言者』、『正論』などに投稿原稿が掲載されるなど、日常診療のかたわら執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミナ
8
私がまだ子どもの頃、明治以降はさらりとしか学ばなかったが、原爆が落とされたのは日本が悪かったからと教わった。的場先生の奮闘を読むたびに集団・組織で史実を捻じ曲げてくる相手に個人で対応するのはかなり無理がある。だからこそ、碑文を読んだり見つけたりした時、鵜呑みにするのではなく、「?」と気付ける力をせめて養いたい。かくゆう地元三重県の熊野にも似たようなものが建てられており、亀山市小学校教諭による同じようなコメントが新聞に載せられていた。きちんとした教育を行わないと嘘が史実にされてしまう。全国どこでも進行中だ。2021/08/22
軍縮地球市民shinshin
7
「強制連行」とか「従軍慰安婦」など、戦後のイデオロギーがかった言葉でこれらの問題を語るときは、だいたい本を読まなくても結論は想像できる。「強制連行」とは1944年に朝鮮半島に適用された国民徴用令のことである。それ以前は自由渡航であった。当然その根底には貧しさもあったろうし、当時の内地人が差別感情を持っていたことも否定はできないが、だからといって勧善懲悪的な史観は史実を捻じ曲げてしまう。2015/10/15