内容説明
近年、情報処理システムの分散化と、コンピュータの高度利用（マルチメディアやオブジェクト指向などの新技術の利用）が進展する中、その中核技術としてデータベースが重要な位置を占めるようになってきました。最近では、データベースは汎用機だけの利用にとどまらず、広くワークステーション、パソコン、クライアントサーバシステムで利用されるようになり、特に、関係データベースは理論的な取扱いや利用のしやすさから急速に普及しています。そこで、本書では、これからの技術を扱う情報技術者として必要な「データベース（Ｄａｔａｂａｓｅ）」および「ファイル（Ｆｉｌｅ）」の基本的な考え方とその構築・運用に関する基礎技術をわかりやすくまとめました。
目次
第１章 ファイルとデータベース
第２章 ファイル編成
第３章 データベースにおけるデータモデル
第４章 データベースシステム
第５章 データベース管理システム
第６章 ＳＱＬ
第７章 正規化
第８章 データベースの新しい動向
付録 ＳＱＬの一般形式
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