「痞」という病いからの―水俣誌々〈パート2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784886223432
  • NDC分類 519.12
  • Cコード C0036

内容説明

水俣病は公式確認から半世紀以上も経つのに、未だ解決の見通しが立たない。どうしてそうなったのか?これを解くには政治・経済・社会的な、そして学問的な要因・問題を多角的に検討しなければならない。そして、その帰結として、根本的に軽んじられてきた“いのち”というものが見えてくるだろう。

目次

1 病い(水俣と国家;水俣の傷み ほか)
2 語り部(共生の海;報い ほか)
3 第三者?(今、水俣について思うとき;相思社に想う ほか)
4 いのち・問学(水俣病の現在;環境危機への対処 ほか)
おろおろ神―あとがきにかえて

著者等紹介

最首悟[サイシュサトル]
1936年福島県に生まれ、千葉県に育つ。東京大学理学部動物学科博士課程中退後、1967年同大学教養学部助手になる。1994年退職。恵泉女学園大学特任教授を経て、2003年から2007年3月まで和光大学人間関係学部人間関係学科教授。現在、和光大学名誉教授、シューレ大学、予備校講師。この間、1968年東京大学全学共闘会議助手共闘に参加。1976年12月に第一次不知火海総合学術調査団に参加、翌77年4月から実際の現地調査に参加し始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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