内容説明
「他力」とは？「救い」とは？「夫婦」とは？「親子」とは？八〇〇年の時空を超えて、混迷の今を生きる私たちを勇気付けるメッセージ。
目次
親鸞誕生
文覚流罪
親鸞得度
明恵の出家
比叡山での修行
筑前との出会い
文覚との問答
下山のとき
法然房源空のもとで
『選択本願念仏集』の書写
賜りたる信
明恵と出会う
親鸞流罪となる
伝道の旅
三部経千回読誦の発願
平太郎の帰依
弁円の涙
『顕浄土真実教行証文類』を顕す
一切経校合
東国との別れ
唯円との対話
平太郎の来訪
如信との語らい
道元との対話
善鸞義絶
親鸞示寂
著者等紹介
西原祐治［ニシハラユウジ］
昭和２９年島根県生まれ。龍谷大学卒業。平成４年、千葉県柏市に宗教法人「西方寺」（浄土真宗本願寺派）設立、初代住職。東京仏教学院講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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竜王五代の人
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源平の戦いから承久の乱後まで、戦乱の時代を背景にした親鸞の一生の物語。文章は平易で、四季の植物の描写が折々挟まれるのが特徴。文覚・明恵・道元ら流派の異なる僧侶たちとの出会いも描かれ、それぞれ思いを深めていく。2020/12/24
