内容説明
日露戦争はなぜ起きたのか、どちらが先に仕掛けたのか―日・露の戦争への準備状況に焦点を当てつつ真実に迫る。
目次
日露戦争の序曲(日清戦争と三国干渉;列強による中国分割とロシアの満州進出 ほか)
2 日英同盟の軍事協力(日英同盟の成立;無線技術供与 ほか)
3 陸軍の準備(ロシアの満州居座り、朝鮮進出;日本側から見たロシアの鴨緑江岸進出 ほか)
4 海軍の準備(対ロシア警戒強化;警戒から戦闘準備へ ほか)
5 戦争の勃発(開戦;第二回ハーグ平和会議の結論 ほか)
著者等紹介
稲葉千晴[イナバチハル]
1957年栃木県生まれ。宇都宮大学教育学部卒。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。早稲田中学・高等学校教諭、東洋英和女学院短大助教授を経て、現在、名城大学都市情報学部助教授
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