内容説明
日本で手に入る食材で、しかも手軽に作れる21品のレシピと、それにまつわる歴史としきたり。
目次
ロシア人の食卓
スプーン、ナイフ、フォークの話
しきたりとマナー
ボルシチの話
ブリヌイの話
スメタナ・香草・キノコ
ペリメニの話
前菜
大事な食べ物、パン
肉・魚料理
お茶好き
著者等紹介
荒木瑩子[アラキエイコ]
1929年東京生まれ。3歳のとき、父親の満鉄赴任にともない家族で旧満州に移住。45年に大連弥生高女を卒業。混乱の戦後、父親の勤務先上司のロシア人一家と同居、父親からロシア語を教わる。大連在住中、ソ連中国漁業公司経理部に勤務。50年、新中国誕生後残留技師として働いていた父親とともに甘粛省北道埠へ移動。53年に荒木哲郎氏と河北省天津市で結婚し、帰国。58年大阪外国語大学ロシア語別科修了。68年モスクワ市ルムンバ大学短期研修参加。64年以降ロシア語通訳として活動。現在日本ユーラシア協会婦人委員会副委員長、同協会大阪府連副会長・婦人部長、ロシア語通訳協会関西支部代表
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感想・レビュー
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組織液
6
スメタナ…サワークリームとは別物なんですね…プレーンヨーグルトと生クリームだけで作れるみたいなんでやってみようかな。ロシア料理店行ってみたいです。2022/06/08
しまりんご
2
ユーラシア・ブックレットのシリーズ。ロシアの食事作法、道具、祭事など文化的背景を説明しながら、ピロシキやボルシチなど代表的な家庭料理のレシピを紹介。料理用語やメニューにカタカナ無しでロシア語表記が必ずついていたり、カラー写真は一切なかったりと、かなり硬派な?本ですが、そこが逆にツボだったり…。2012/03/21
宵子
1
ロシア料理のレシピとロシア料理に関する習慣やマナーなどについて書いたもの。必ずロシア語表記がある。 ただし薄い&白黒なので、写真が決して美味しそうに見えないのが難点。