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いま、日本にある危機―この国はどこに向かおうとしているのか

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784885920684
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

内容説明

「小泉劇場」に見る一億総衆愚政治の予兆、「改革・自由化」による貧富の格差の拡大、憲法9条改正と日米協調防衛体制の行く末、地道な努力が報われなくなった日本社会、そして荒廃する人心と地域社会の惨状…。気鋭の政治学者が「劣化する日本」を撃つ。

目次

「自民党大勝利」後の憂慮すべき状況(後藤田正晴の死と戦後政治の終幕;小泉・ブッシュの冷えきっていた関係;〇五年衆院総選挙が投げかけた“現代ニッポンの危機” ほか)
小泉「ダッチロール政権」が残すもの(ダッチロール化が顕著になった小泉政権;地方まで侵食しはじめた“外資”の猛威;中国とインド、計三二億人の大勢力と少子国ニッポン ほか)
「劣化する日本」を誰が立て直すのか(確実に顕在化しつつある日本の「劣化」;子供にまで浸透しはじめた“投資”の風潮;進行する「二極分化」の不気味さ ほか)

著者等紹介

福岡政行[フクオカマサユキ]
1945年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。明治学院大学法学部講師、駒澤大学法学部講師、助教授を経て、現在、白鴎大学法学部教授(政治学)、立命館大学客員教授。机上の研究よりもフィールドワークを重視し、「行動する政治学者」として多方面に活躍、また的確な選挙予測でも定評がある。ボランティア活動にも積極的に関わり、現在「アシスト(ジャパン)の会」事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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