こころをはぐぐむ―アルコール依存症と自助グループのちから

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784885920653
  • NDC分類 493.156
  • Cコード C0036

内容説明

アルコール依存症の回復とは…「開かれたこころ」をはぐくみ、生まれ変わること。それは、こころのふれ合う一人との出会いから。

目次

第1部 アルコール依存症とはどんな病気?(忍びよるアルコール依存症;アルコール依存症の進行と特徴;早期治療の問題;アルコール依存症の治療と回復;体験を語ることの意味)
第2部 回復への指針―自助グループのちから(「一日断酒」と「例会出席」;孤独;出会い ほか)
第3部 こころをはぐくむ―病の背景を探る(地域医療の先駆者―断酒会;アルコール依存症の予防と長期追跡調査から見えるもの;依存症の社会的背景―「迷い」の現代;境界領域の心の病を理解するために;現代文明社会が失ってきたもの―メンタルヘルスの復興;自分を変える“謙虚さ”と仲間の“愛”;精神科医ヴィクトール・E・フランクル)

著者等紹介

今道裕之[イマミチヒロユキ]
1934年大阪市生まれ。1960年大阪医科大学卒業。1961年インターンを経て大阪医科大学精神神経科入局。1970年からアルコール医療にとり組み、1971年新阿武山病院副院長に就任、その後、大阪府立公衆衛生研究所精神衛生部、アルコール専門の藍陵園病院長を経て、1987年より特定医療法人大阪精神医学研究所新阿武山病院理事長に就任。2004年理事長を退任し相談役に就任。(社)大阪精神保健福祉協議会会長。(社)全日本断酒連盟顧問。(社)大阪府断酒会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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高橋圭子

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問題はALではないのだ。考え方や生き方やもともと持っている気質があるから、ALをはじめとするものに頼り、溺れてゆくのだ。 だから。溺れることは問題の顕在化。 問題があるとわかったのだから。良い方向に持って行けばよい(いうのは簡単だけど) だから、本当に断てるということは、問題を解決し、無で生きられる方向に進んでいること、そうしていることなんだ。 それが生きた断酒。2020/01/08

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