内容説明
いかに「日本」の文明が縄文時代から優れていたのか!日本の縄文時代からあった独自のヲシテ文字・ヲシテ文献、高度な「日本」文明があなたの眼の前に、しっかりと現れます!『古事記』『日本書紀』が隠した、日本武尊(ヤマトタケ)の真実を解明する。
目次
ミヤコでの御前会議が始まる
九州遠征のヤマトタケ
イセのヤマトヒメさん
焼津にて、鹿狩りは謀略だった
オノの要塞、七〇日の火攻め
大磯から上総へ
キサラツの浜、ナコソの歴史
ヒタカミのクニ
ヒタカミのカトでの、オオトモ・タケヒの説得
コヨミは何処から?〔ほか〕
著者等紹介
池田満[イケダミツル]
昭和30年、大阪生まれ。昭和47年松本塾に入門する。『古事記』『日本書紀』との比較。系図・年表などの基礎研究に没頭する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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磁石
18
日本武尊≠倭建命≠ヤマトタケ。侮りの癖のある平定者≠泣き虫甘ったれの乱暴者≠国書の再編集を志した人。若い頃から西へ東へと大忙しで休む暇なし、成金の無法者を成敗し諭したり妻の実家と戦わざるを得なくなったり荒れた海を鎮めるために妻が身を投げたり、最後は旅の途中で病に伏し故郷に帰れなくなってしまった。尊敬すべき、立派な大人物だった。これが真実の歴史だ、ご先祖様にはこんなすごい人がいたんだよ……と、言い切れなくなってしまっているのは残念。なぜ明治の人たちは、コレを日本の歴史として広めてこなかったのか……。2016/07/08
呑司 ゛クリケット“苅岡
0
国を思う英雄 ヤマトタケがホツマの反乱平定にヲシロワケの命で東征した話が中心になっている神話。創作か事実かの論争は別にして、現代にも必要とされる英雄像が浮かび上がる。明治以降秘匿されていた本らしいが、英雄がいた時代には、不要だったからかもと邪推したくなった。2020/04/12