内容説明
本書では、上皮性治癒をも期待される人工エナメル質の概念を中心に、保存修復治療のノウハウを解説。術式は可能な限り単純化し、誰もが明日からの臨床で人工エナメル質の恩恵を受けることを目的とした。
目次
う蝕が新しい(まずはう蝕をコントロールする;う蝕治療はいつから?;う蝕に対する保存修復の臨床成績は?;むし歯は疾病?それとも障害?;修復物のトラブルはエナメル質を失うと起こりやすい;象牙質う蝕;人工エナメル質としての樹枝含浸層)
保存修復の技(う蝕治療の介入はう窩が生じてから;う蝕治療と修復処置は別のもの;う蝕治療の初回は麻酔をしない;可能ならばラバーダムはしたい;う窩の開拡はラウンドタイプのダイヤモンドポイントで ほか)
著者等紹介
安田登[ヤスダノボル]
昭和19年東京都出身。昭和44年東京医科歯科大学歯学部卒業。昭和46年~48年パリ大学医学部大学院留学。昭和50年歯学博士。昭和51年東京医科歯科大学歯学部助手。昭和61年東京医科歯科大学歯学部講師。昭和62年第一生命保険日比谷診療所歯科医長。平成11年より東京医科歯科大学歯学部臨床教授。平成16年より特定非営利活動(NPO)法人あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」理事長。日本接着歯学会常任理事。日本審美歯科学会理事。日本補綴歯科学会評議員。日本補綴歯科学会東京支部理事
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