内容説明
「仏とは誰か」「仏法は真理か」「仏教は社会に有用か」という3部構成で、4人のパネリストが、仏教に出逢うきっかけから、経典に基づく思想的な原点の解説、そして教徒の生活集団であるサンガ(僧伽)の意味とその意義の再確認まで、仏教の全容を現代的な視点から語り尽くす。
目次
1 仏とは誰か(余はいかにして仏教徒となりしか;辞典を抜け出た仏とは;神智学からブッダを見る;求道探究とブッダの教え)
2 仏法は真理か(仏教の「教え=法」をひもとく;仏教が説く真理と私;主体的な人生のうえで真理を生きる;そこに立ち現れてくる真理)
3 仏教は社会に有用か(俗世間に対するサンガの意義;霊魂からみる仏教の役割;仏教瞑想とサンガはいかに役立つか;ただならぬ現実を超えて提示するもの)