内容説明
母子がじかにつながる母乳哺育は、母と子の目に見えない絆を強めていく最も自然な営みであり、母体を健康にし健全な母性を育み、健やかな子どもを育てる育児の出発点になる。5人の子どもを自ら母乳で育てた小児科女医が、分娩直後の初乳から断乳にいたるまでの、誰にでも可能な母乳哺育の実践法を、桶谷式乳房治療手技を紹介しながら、分かりやすく解説。働くお母さん、未熟児や障害をもった子を育てるお母さん達にも、母乳哺育の大切さや成功させるコツを説く。
目次
女性にとって母乳哺育とは
母乳はこんなに良いものです
子を産めば、誰でも母乳は必ず出ます
母乳はこうして出てきます
母乳哺育を成功させるには
良い母乳を出すために
乳房の健康と病気
弱い子や障がい児にこそ母乳哺育を
働くお母さんと母乳哺育
母乳はいつまで飲ませればいいの?
現代の母乳哺育
著者等紹介
小林美智子[コバヤシミチコ]
1939年、富山市生まれ。信州大学医学部卒。専攻、小児学。長野県伊那保健所長、長崎県立長崎シーボルト大学教授を経て、活水女子大学看護学部教授。小児保健のうち、特に母乳哺育推進に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。