内容説明
「ニッポンのホテル」はどのようにして生まれたか。彼らは、旅館ではなく、ホテルをつくった。日本人がホテルとどのように出会い、関わってきたのかを描いた、ニッポンホテルの履歴書。
目次
富士屋ホテル―レジスターブックに刻まれた秘話
仙台ホテル―杜の都の歩みと共に
京都ホテル―御池通りは祭りの特等席
日光金谷ホテル―気品漂う“サムライ”のホテル
都ホテル―異人たちの京都
帝国ホテル―ライト館の光と影
軽井沢 万平ホテル―避暑地の歴史を見つめて
奈良ホテル―育ちのいい老婦人
東京ステーションホテル―幾多のドラマの舞台として
東京丸ノ内ホテル―ビジネス街の隠れ家〔ほか〕
著者等紹介
山口由美[ヤマグチユミ]
旅行作家。1962年神奈川県箱根町生まれ。慶應義塾大学法学部卒。旅をテーマに紀行、エッセイ、小説など幅広いジャンルで執筆。富士屋ホテル創業者・山口仙之助は曾祖父もにあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。