内容説明
テスト生から出発、名選手・名監督となり６０年にわたってプロ野球界に君臨した知将の珠玉名言集。仕事力・人間力を高める実践哲学。
目次
成功への道
プロの条件
あと一歩の努力
勝利へのこだわり
リーダーのあるべき姿
敵は我にあり
強いチームの作り方
人を育てる
無形の力
人間力を養う
一流になるには
人生いかに生くべきか
著者等紹介
野村克也［ノムラカツヤ］
昭和１０年京都府生まれ。２９年峰山高校からテスト生として南海（現・福岡ソフトバンク）ホークスに入団。本塁打王９回、打点王７回を取り、４０年には戦後初となる三冠王となる。ＭＶＰ５回。４５～５２年監督（捕手兼任）。その後、選手としてロッテ、西武を経て５５年引退。平成２年よりヤクルト監督としてリーグ優勝４回、日本一３回。１１年から３年間阪神タイガース監督、１４年から社会人野球シダックス監督、１８年から東北楽天ゴールデンイーグルス監督。２２年同チーム名誉監督就任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koji Takahashi
3
野村克也氏のベスト盤。いつも叱ってばかりの人かと思っていたが、「八褒め二叱り」なのは意外。愚痴は建設的ではないが、「ぼやき」は理想があって出るもの。何度も読み返す価値あり。2012/09/22
葉
2
ハードカバーは少し苦手。言葉は力なりと言い、成功への道から章立てている。意欲と無心の均衡こそが重要だと思った。プロの条件では、知力の使い方な自分のタイプを知ること、限界の先に一流への道があることなどが書かれている。エースの条件は、チームが危機にあるとき救ってくれる存在であることをやチームの鑑であることなど、以前ノムさんの本で書かれていた内容だった。再生は愛と情熱を持ってという言葉が好きだ。人を見て法を説け、という言葉は面白い。一流の社会人であれ、と自分に言い聞かせたい。2018/01/27
KG
2
これまで世に送り出された膨大な著書の中から、ノムさんが何度も繰り返してきた名言を一ページに一節ずつ抜き出した名言集。いつもの著書だと思って、中身を確認せずに買って後悔したが、改めて読み直すうちに、かつて感銘を受けたいくつかのことばを再確認できて良かった。特に、プロに間違いは許されないで書かれていることはこころに響いた。人間は間違いを犯すものだという前提では、プロには甘すぎる。人のミスを計算に入れ始めてきた時期だっただけにズシリときた。どうにもできない現実で書かれていることも好きな一節。2012/04/29
復活!! あくびちゃん!
1
ノムさんの名言集。「ん?」と思う言葉もいくつかあるが、やや(個人的に)弱っている私には、ずしりと響く言葉が多く、考えさせられた。2012/05/22
富樫 僚一
0
妥協、限定、満足は、成長の敵だ。 心に刻む。2016/05/23
