内容説明
一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め。伝記作家の第一人者が“生涯の一書”とする『言志四録』を繙く。
目次
死生観を考える旅
一寸先は闇
ロンドン塔
少年老い易く
伊藤肇君の死
ウィンザー城
『極道』の舞台再訪
思い出の中の『言志四録』
新井白石讃
柳田国男の体温
森鴎外何人ぞや
さよならだけが人生だ
時すでにおそし
心に響くもの
『言志後録』に入る
ローマ空港は雨
余、齢已に老ゆ
只だ一燈を頼め
著者等紹介
小島直記［コジマナオキ］
大正８年５月１日福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業後、海軍に入り、海軍主計大尉で終戦。戦後は教師、会社員を経て昭和４０年より本格的に文筆活動に入り、明治以後の政・財界の人物を取り上げた独自の伝記文学の世界を築いた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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夢仙人
1
著者のヨーロッパ旅行と折り込み書き記す。言志四録の説明はほとんどない。ある程度理解している人でなければ読む価値が少ない。2013/04/18
