内容説明
種田山頭火―禅僧としてのその境涯。行乞放浪の句境。
目次
1章 自己自身に出会うその人生―松はみな枝たれて南無観世音
2章 重荷のゆえの孤独―うしろすがたのしぐれてゆくか
3章 草木に塔をたてよう―水音しんじつおちつきました
4章 老いと死を見つめる眼―病みて一人の朝がゆふべとなりゆく青葉
5章 開け放たれた自己に近づく―てふてふひらひらいらかをこえた
著者等紹介
中野東禅[ナカノトウゼン]
1939年(昭和14年)静岡県生まれ。駒沢大学大学院修士課程修了。曹洞宗総合研究センター教化研修部門講師、武蔵野大学講師、京都竜宝寺住職
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