我が子をニートから救う本―ニート或いはニートの予備軍の親たちへ

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883994670
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0030

内容説明

ニートは新しい人種ではない。ごくふつうの若者が、ちょっとしたきっかけでニートになってしまったものの、なかなかはい上がれずに苦しんでいる。親を巻き込み、それでも出口が見つからない。本書では若者の就職支援で実績ナンバーワンのキャリアカウンセラー小島貴子氏が、実際にニートやその親たちとの面談の中で「これだけは伝えたい」と思ったことを全て収録。どうすればニートから救えるか、どうしたら自立できるかを厳しくも親の立場ですぱっと言い切っている。親としては「誰かにこれを言ってほしかった」ことが書いてある。

目次

序章 なぜ親と子どもの気持ちはから回りしてしまうの?(親も子も悩んでいる。でもお互いの悩みには隔たりが;親にも周りにも過剰に気を使ってヘトヘトに… ほか)
1章 親は気付いていない親の問題!(親は子どもが働かないと悩んでいるが…;まずあなた自身の悩みを整理しましょう ほか)
2章 ニートの気持ちが分からないと言うあなたへ(ニートは自分の問題から逃げている;自分がないから意見が言えない ほか)
3章 我が子をニートから救う21の考え方(ニートの解決とはいったい何なのか?;なぜうちの子が?と思ったら見直してほしい項目 ほか)
4章 親が変われば子も変わる!(ニートが帰ってくるのも巣立つのも「親が居る所」;ニートと兄弟、親として何に気を付けたらいいか? ほか)
巻末資料 全国各地のジョブカフェ一覧

著者等紹介

小島貴子[コジマタカコ]
キャリア・カウンセラー。1958年生まれ。三菱銀行(現・東京三菱銀行)で窓口業務と新人教育担当を経て、1991年埼玉県庁に職業訓練指導員として入庁。キャリアカウンセリングを学び、独自の就職指導により、若年者を7年連続で100%就職させる。また、多方面のキャリアデザインの研究および講座の企画のほか、キャリアカウンセラーの養成に携わる。2005年より、立教大学大学教育開発・支援センターコオプ・コーディネーター、厚生労働省「若者の人間力を高める国民運動」の実務委員、埼玉県「ニート対策評議委員会」の委員などをこなしながら、全国各地からの要請を受けて若者のための就職セミナーや講演会に講師として飛び回っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mari

2
親から子供への言葉がけなどは子供がニートでなくても参考になる。ただ著者が親が子供に対して「おまえもしっかりして」とか「おまえの気持ちはわかるよ」とか、おまえ・おまえと連発しているのが非常に耳障りが悪い。子供におまえって呼ばないのでとても引っかかる。2012/12/05

イオ

1
ものすごい上から目線の本でした。「ニートの気持ちを汲み取ってあげないと」2009/10/06

catlover

0
ニートという社会的に不安定な層の人・及びその親や家族の接し方が書かれた本。両親は会話をしているつもりでも子どもから見れば、意見の押し付けやエゴであることが多い。会話はキャッチボールであるから、早い球や変化球などは投げずに、普段通りの日常会話でいい。ネガティブな考え方を少しずつ解きほぐし、選択肢を提示することで社会への扉を開く道になる。2011/07/29

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