内容説明
バブルは既に弾けた!声高に叫ばれるバブル崩壊、その先を読む!いよいよ巻き戻しが始まった!米国・欧州の不況が中国を襲う!中国の数字は信用できない!貿易相手国の数字から見える中国経済の驚くべき実態。
目次
第1章 中国の最悪の輸出品(バブルは既に弾けている;当局妄言の背後 ほか)
第2章 巻き戻しが始まった(アメリカ経済は心停状態;米国の景気後退で中国は急減速 ほか)
第3章 中国の歪んだ経済成長(外需依存を高める中国の経済成長;中国当局の人民元安政策による歪み ほか)
第4章 崩壊へのカウントダウン(スタグフレーションの悪夢;危機感を強める中国共産党 ほか)
第5章 中国経済崩壊に備えて(二律背反に苦しむ中国共産党;経済崩壊後の中国の姿 ほか)
著者等紹介
三橋貴明[ミツハシタカアキ]
中小企業診断士。1994年首都大学東京(旧:東京都立大学)卒業。外資系IT業界数社に勤務。2002年中小企業診断士を取得。通信業界に対し、企業の財務分析に基づく提案型コンサルティングを推進するかたわら、国民経済計算、国際収支などの国家の経済指標に財務分析の手法を応用、各国の経済分析と広報活動に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mazda
25
中国からの最悪の輸出品は、餃子でも段ボール肉まんでもなく「数字」とのことでした。確かに…。今後も中国の「嘘」を見抜けるよう、このような本を継続的に読み続けようと思います。2015/02/24
k_jizo
2
★★古い本だが、 リーマン前・五輪前の状況を確認。TPP同様わかりやすい2013/04/08
loro
0
経済用語を知らなくても、なぜ中国がヤバイのかは理解できるように読ませてくれる。 中国経済が自分にどれくらい影響があるのかと思うが、アメリカ、欧州も経済が悪化すれば巡り巡ってくるものだと思う。 欧州の経済危機もこの本の発行後に起きているし、少し前の発行だけど経済の本だともう古さを感じてしまう、面白かったので最近の本も読まねば。2014/01/04
Fumi Kawahara
0
今現在から、中国の「ちょっと前」の状態を振り返って見る。2008年5月初版ってことで、リーマンショック前の中国の状態。まぁ・・・今、中国で噴出してる問題は、前々から言われていたことが表面に出てきただけ、と。2013/01/11
まち
0
マスコミの表現に騙されず現実を見なくては、と思える本。2009/08/16