カワイコちゃんを２度見る

福満しげゆき

青林工芸舎（2003/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 174p／高さ 21cm
• 商品コード 9784883791460
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kanon]

福満作品の登場人物の、どこか冷めているところが好きだ。大体の短編で、主人公のほうは何かに悩んでいてクヨクヨしているのだけれど、他の登場人物、教える側に立つキャラクターたちは決断が早い。もう何に対しても早すぎる。世の中を諦めている感じすらある。現実のように見えてファンタジーな世界観、たまらん。異世界だわ。

2017/04/24

[モダン☆ポンチョ]

30年後の若者がこの漫画を発掘して読んだらどういう感想を持つのか興味ある。さらに“物騒”な世の中になっていたら「このころ平和じゃん」って思うかも知れないが、やっぱりエローい気分になるんだろうな。

2013/06/06

[a crow]

粒ぞろいの作品集だと思う。日本のアルバイトシリーズはわりと主人公が活躍するし、飼ってはいけない居候シリーズではネコ型老人の妙に常識的なツッコミがハマる。「僕の小規模な失敗」を読めばわかるが、いくつかのストーリーは実体験をもとにしていて、物語として昇華されている。

2012/08/04

[たけのこ]

福満先生の過去作ですね。このゾンビ退治の話ってあとからリメイクというか続編的なもの書いてましたよね。この時期の福満先生のマンガはなんていうかわたし的に青林工藝社っぽいなぁと思わせる要素が多い印象です。いや青林工藝社に詳しいわけじゃないですけど（笑

2024/01/06

[バッタ屋みどり]

おじさんの絵が変わってねえ。

2019/02/17