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恋するヒロイン―オペラにみる愛のかたち

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883641888
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0073

内容説明

愛に生きたひとりの女性として、いまよみがえるトスカ、ヴィオレッタ、蝶々夫人、カルメン―きっと見つかる、あなたに似たヒロイン。

目次

恋敵を殺す―ブイヨン夫人/カテリーナ
出会いの恍惚―ジークリンデ/ゼンタ
男を追いつめる女―マリエッタ/エルザ/サントゥッツァ
すれ違う思い―蝶々夫人/デズデモーナ/タチアーナ
人生の勝ち組―ロジーナ/アンジェリーナ/ツェルリーナ/ポッペア
愛をとりこぼす―ノルマ/マルガレーテ
最初の恋人、最後の恋人―オランピア・ジュリエッタ・アントニア・ステラ/ヴィオレッタ/元帥夫人
母の暗面―アズチェーナ/セミラーミデ/マルチェリーナ/夜の女王
追ってもらえる、もらえない―つう/エウリディーチェ/ウリディース
愛されるより愛したい―ネッダ/カルメン/エミーリア
見向きもされない―アムネリス/エーボリ/サロメ/ミカエラ
強い女性―トスカ/リュー/ダリラ

著者等紹介

中野京子[ナカノキョウコ]
ドイツ文学者。北海道生まれ。早稲田大学大学院修了
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

9
愛に生きたひとりの女性として、いまよみがえるトスカ、ヴィオレッタ、蝶々夫人、カルメン…。オペラのヒロインたちを現代的な視点からとらえ直し、様々な観点から1人の女性としての生き方を分析していく。 2005/01/15

viola

3
タイトルからして、女性向きの本です。著名なオペラのヒロインを追っていきます。 まだ観たことあるのは数作品だけですが、軽くあらすじも紹介してくれるので分かりやすく、逆にこれを観よう、というものも多く生まれます。 こういうのは思わず、ニタニタしながら読んでしまいます(笑) 著者の本はまた、色々読んでみるつもり。2010/03/26

kyhitsuji

2
日本人離れした情熱的な女性ばかりでお腹いっぱいです。 中野さんの鋭い視点が素晴らしいです。 「夕鶴」のつうは優しさで男を支配する女。「蝶々夫人」は日本人女性の美意識と異文化への偏見に満ちたアメリカ人男性とのすれ違いの恋の話。「道化師」では浮気した妻ネッダ側視点での言い分を語る。その面白い話ばかりでした。 今回「カルメン」の振られ女ミカエラは単なる良い家のしっかりした女性だと思ってましたが、意外と複雑な生い立ちを知り驚きました。カルメンは高校の授業で見た時は全く知らなかった。2014/08/03

maria

1
読了。登録漏れ。2015/02/21

ユキ@うろちょろ

0
一口にオペラって言ってもたくさんあるし、どれから見ていいか分からない…という時に図書館で借りる。取っ掛かりにはちょうど良く、興味を惹かれる話がいくつか見つかったので、今度見てみようと思う。あとは音楽を知っていて、「そんな話だったのか…」というものもあった。2011/09/02

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