詐病と呼ばれて―交通事故傷害者の人権と弁護士

詐病と呼ばれて―交通事故傷害者の人権と弁護士

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  • サイズ B6判/ページ数 451p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883461189
  • NDC分類 681.3
  • Cコード C0036

内容説明

編み物を生き甲斐としていた著者を、ある日突然襲った「交通事故」とその傷害。事故以前のように編み物をしたい!その一心でリハビリに励む著者が出会ったのは、理不尽とも思える加害者側の仕打ちだった。これまでのキャリアと人生を無にしたくない!本書は、このまま泣き寝入りはすまいと決心した著者の、長い長い孤軍奮闘の記録である。

目次

第1章 何が起きたのか(青信号の横断歩道を歩行中、後ろから衝突。加害者は二十才;救急病院は事故発生の二時間後に私の入院要請を拒否した ほか)
第2章 加害者に何をされたか(加害者が弁護士を立て治療途中に治療費支払いを打ち切り;主治医は左大腿部の診療を拒否。予定期日で診療打留め ほか)
第3章 私はどう対応したか(地検に事故再捜査と不起訴処分取り消しを求めた。有罪の判決;症状推移4―十年八月~十二月…冷えて痛む。夜眠れない ほか)
第4章 加害者に何を要求したか(損害賠償請求…治療費支払い打ち切り行為の謝罪文を要求;加害者側賠償案…詐病の一年半分は払わない。謝罪しない ほか)
第5章 弁護士はどんな手法を使ったか(加害者側の不当行為を演出したシナリオ。私は標的にされた;懲戒請求のその後の経緯。弁護士会は加害者行為の後ろ盾)

著者等紹介

郡照子[コオリテルコ]
昭和11年三重県生まれ。六十五才。桑名高校卒業。信用金庫勤務を経て、主婦四十二年間。二男一女を育てながら手あみを教える。指導歴二十八年。公共施設の講師歴十一年。手あみ師範(日本編物文化協会)認定
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