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反冤罪

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883402427
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0036

内容説明

嘘の自白を強要され、無実なのに罰せられる。―恐るべき訊問のメカニズム。孤立と深い絶望感。後を絶たない冤罪・人権侵害の闇を被害者の証言を基にあぶりだす。

目次

冤罪とは―巻頭のことば
序章 奪われる人権 戻らぬ人生
第1章 身柄拘束から起訴、服役へ
第2章 逃れられないメカニズム
第3章 冤罪の無念と反冤罪の輪
第4章 死刑の存置・廃止を超えて
第5章 強権と抵抗の現場から
第6章 生存を貶められないために
反冤罪―あとがきに代えて

著者等紹介

鎌田慧[カマタサトシ]
1938年、青森県生まれ。新聞記者、雑誌編集者などを経て、フリーのルポライターに。これまで現代社会の諸相を凝視し、底辺の矛盾や歪みに肉薄するルポルタージュを数多く著す。狭山事件の再審を求める市民の会事務局長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星辺気楽

1
事実は小説より奇なり。私たちは数日前の自分のアリバイを実証できるだろうか?どこで何を誰とやっていたのか、数分単位で記憶しているだろうか?物証がない段階で、密閉空間に押し込められ、高圧的に脅迫させられることに耐えられるだろうか?しかし、世間やマスコミは安易に、他人事の中で犯人をでっち上げてしまう恐ろしさ。やはり科学を重視できる世の中にしないかぎり、冤罪は私たちの身近に潜み続ける。2020/11/29

たまネギ子

0
冤罪と死刑制度反対についての対談。2016/08/22

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