内容説明
嘘の自白を強要され、無実なのに罰せられる。―恐るべき訊問のメカニズム。孤立と深い絶望感。後を絶たない冤罪・人権侵害の闇を被害者の証言を基にあぶりだす。
目次
冤罪とは―巻頭のことば
序章 奪われる人権 戻らぬ人生
第1章 身柄拘束から起訴、服役へ
第2章 逃れられないメカニズム
第3章 冤罪の無念と反冤罪の輪
第4章 死刑の存置・廃止を超えて
第5章 強権と抵抗の現場から
第6章 生存を貶められないために
反冤罪―あとがきに代えて
著者等紹介
鎌田慧[カマタサトシ]
1938年、青森県生まれ。新聞記者、雑誌編集者などを経て、フリーのルポライターに。これまで現代社会の諸相を凝視し、底辺の矛盾や歪みに肉薄するルポルタージュを数多く著す。狭山事件の再審を求める市民の会事務局長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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