東京下町

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883401628
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0095

内容説明

本書の舞台である下町はそれ自体が一つの世界で、焼酎などのアルコール類が好まれる「酎ハイ」文化圏であり、モツ焼き(ヤキトン)が好まれる所でもあります。陋巷の女性の無垢な美しさを間然と描きあげた永井荷風先生が、今も裏町を徘徊しているようです。一つ一つが読み切りの「下町ワールド」になっています。

目次

第1章 寅さんの街、柴又へ
第2章 今宵も下町酒場にて
第3章 大衆芸能の灯ここに
第4章 路地・横丁に出会いあり
第5章 生きとし生けるもの
第6章 あの日この場所で
第7章 川の手に吹く風

著者等紹介

小泉信一[コイズミシンイチ]
1961年、神奈川県生まれ。厄よけで名高い川崎大師の近所で育つ。3年余りの列島放浪を経て1988年、朝日新聞入社。下町記者を志願し2000年から3年間、東京の下町を担当する東部支局に所属。現在、東京本社社会部記者。各地の銭湯と小体な居酒屋、立ち飲み屋探訪を欠かさない
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。