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原住民文化・文学言説集〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 346p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784883231720
  • NDC分類 928
  • Cコード C0097

内容説明

台湾原住民文学の可能性の扉は開けることができるのか!!かつては日本語、つづいて漢語という押しつけられた文字符号という媒介がなければ、原住民文学の創作はどうなるのか。また原住民各族言語の深刻な流失現象という文学創造の危機のなかで原住民文学の可能性を探求する代表的論究。

目次

原住民の文化・歴史と心の世界の描写―試論原住民文学の可能性
山海世界
原住民文学の苦境―黄昏あるいは黎明
ペンでうたう―台湾原住民文学誕生の背景と現況、そして展望
原住民文学の発展過程におけるいくたびかの転換―日本統治時代から現在までの観察
なにが原住民族文学か
台湾原住民文学の脱植民―台湾原住民文学および社会の初歩的観察
台湾原住民文学から生態文化を再考する
現代台湾原住民族文学の新しい視野
原住民文学創作における民族アイデンティティ―わたしの文学創作の歴程
ロマンチックな帰郷人―シャマン・ラポガン

著者等紹介

下村作次郎[シモムラサクジロウ]
1949年和歌山県新宮市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。文学博士。天理大学国際文化学部教授。中国現代文学・台湾文学・台湾原住民文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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