出版社内容情報
久しく待たれた決定版“アイヌ民族の通史”が完成。
本書は、アイヌ民族の歴史を前アイヌ文化としての擦文文化の時代から現代に至るまで一貫して論述、とくにアイヌ民族と大陸の周辺民族・国家との関係を詳述した部分は知られざるアイヌ民族の一断面である。またアイヌ民族の数度にわたる戦争、「北海道旧土人保護法」や「アイヌ新法」の成立過程を内外の史料を駆使して記述した、本邦初の本格的歴史書である。
現今、「アイヌ民族」はいろいろな問題をかかえて世に登場したが、その歴史と問題点が十分理解されているとはいえない。本書は、このような現実を考えるうえで格好の書であろう。
第1章 古代社会とアイヌ民族
第2章 「夷島」とアイヌ民族
第3章 アイヌ民族と大陸
第4章 分断されたアイヌモシリ
第5章 シャクシャインの戦い
第6章 クナシリ・メナシの戦い
第7章 ロシア・清朝・日本のの狭間で
第8章 近代日本とアイヌ民族
第9章 「北海道旧土人保護法」とアイヌ解放運動
第10章 立ち上がるアイヌ―戦後編
内容説明
本書は、アイヌ民族の歴史を前アイヌ文化としての擦文文化の時代から現代に至るまで一貫して論述、とくにアイヌ民族と大陸の周辺民族・国家との関係を詳述した部分は知られざるアイヌ民族の一断面である。またアイヌ民族の数度にわたる戦争、「北海道旧土人保護法」や「アイヌ新法」の成立過程を内外の史料を駆使して記述した、本邦初の本格的歴史書である。
目次
第1章 古代社会とアイヌ民族
第2章 「夷島」とアイヌ民族
第3章 アイヌ民族と大陸・日本
第4章 分断されたアイヌモシリ
第5章 シャクシャインの戦い
第6章 クナシリ・メナシの戦い
第7章 ロシア・清朝・日本の狭間で
第8章 近代日本とアイヌ民族
第9章 「北海道旧土人保護法」とアイヌ解放運動
第10章 立ち上がるアイヌ―戦後編
著者等紹介
榎森進[エモリススム]
1940年山形県天童市生まれ。東北大学文学部卒業。北海道松前町史編集長、函館大学教授を経て、東北学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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