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不孝者の父母考―親が死んではじめて気づいたこと

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784883205844
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0090

内容説明

親を失ってはじめて、親はほんとうの親として蘇る。すべての子どもへ贈る、切なく、温かい、「親の死」「自分の死」論。

目次

第1章 親の死―親が死んではじめてわかったこと
第2章 父の回想記
第3章 後悔してこそ子ども
第4章 死がわたしを連れていってくれる
第5章 自分の死―死の準備なんかしない
第6章 父と母の子

著者等紹介

勢古浩爾[セココウジ]
1947年大分県生まれ。明治大学卒業。洋書輸入会社に勤務しながら、執筆活動を行なう。退職ののちも執筆を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらーく

3
これで不孝者かなあ。ちゃんと本と言う形で後世に残しているじゃないですか。十分孝行息子だと思うけどねえ。 勢古さんって、ひと回り以上年上の先輩なのだけど、全く違和感が無いんだよなあ。自分の感情が年老いているのか、勢古さんが若いのか。。たぶん、前者だな。 まあ、良い所のお母さんと、それなりに上流のお父さんの間に生まれて、しっかりした兄がいて、上京して自由に暮らした勢古さん。そして、定年後のエッセイを読むと、ある程度恵まれていて、この程度で十分なんだなあ、と改めて。 父母への感じ方は個々人の差だろうな、たぶん。2021/07/23

しゅんぺい(笑)

2
ひさしぶりに、勢古さんの著書。 やはりこのひとの文章は本気が伝わってくるので、無条件に好きです。 親についての考え方というよりは、死への考え方のほうが強い気がしました。 一七八ページあたりの、「~しない」の羅列は圧巻。 そういう語り口しかできない著者が大好きです。2013/10/11

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