内容説明
運動音痴、体が弱い、引っ込み思案…何をやっても続かない少年。しかし彼の運命は、高校時代の交通事故で生死の境をさまよった空白の三日間で変わった。470人中460番台の成績から半年での医学部合格。さらに医師の勉強とあわせてキックボクシングへの挑戦。そして日本チャンピオンに!本書は明日への一歩を踏み出せずにいる方々への魂のメッセージである。
目次
第1ラウンド 始まり
第2ラウンド 想い
第3ラウンド 前へ向かって
ダウン あきらめない
第4ラウンド 気持ち
第5ラウンド すべて出す
試合後の控え室 闘い終えて
トレーニング再開 走り続ける
著者等紹介
青葉繁[アオバシゲル]
本名・鈴木宏。作家・精神科医(元プロキックボクシングNJKFウェルター級チャンピオン・麻酔科医)。1971年福島県生まれ。1989年福島県立医科大学医学部入学。1993年プロキックボクサーとしてデビュー。1995年福島県立医科大学卒業。麻酔科医として同大学付属病院勤務。三年後に麻酔標榜医取得。1997年キックボクシング日本チャンピオンになる。青葉繁のちにHIROSHIのリングネームで、日本のトップファイターの一人として活躍。日本、タイ、オランダなど、世界を股にかけて戦い続けてきた。WMC世界スーパーウェルター級5位にランクインするかたわら、麻酔科医としての勤務を続け、医師不足が深刻な福島県で、地域医療にも積極的に取り組んできた。2004年8月8日、後楽園ホールで引退試合を行ない引退。現在は、精神科医として勤務している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。