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内容説明
たんぽぽの仲間たちのスポークス・ウーマンは、あわてんぼうで、うっかりやさんで、ポーっとしていた危なっかしいけど、どこか一本芯の通ったたんぽぽの根っこのような不思議な先生。ついに刊行、自然流ふれあいルポ作品。
目次
第1章 大ちゃん
第2章 手をつなぐこと
第3章 たんぽぽの仲間たち
第4章 たくちゃん
第5章 一樹くん
第6章 あわてものだけど
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naomi
14
大学四年生のとき、たまたま行った福祉講演会(たしか)で、山元加津子さんのお話を聴きました。わたしにとって運命の出会い❤️そのとき購入した本。かっこちゃんのふんわりした雰囲気に惹かれ、憧れ、大ちゃんの詩に心癒されました。1996年に出版された本。かっこちゃんが養護学校(特別支援学校)に勤めていた当初のエピソードは胸が痛くなるものもあります。2020/06/11
茜
1
山本さんはもともと優しいまなざしで、友達として対等に子供たちと交流する養護学校の教師。大助君、きいちゃんをはじめとする生徒たちとのふれあいで考えたり気づかされたこと。障害名や病名からは子供たちの素晴らしさは見えてこない。一人一人があるがままでいい。後に脳幹出血で植物状態になった同僚の宮田先生と起こす奇跡の原点は、たんぽぽの仲間である子供たちやお父さんお母さんたちとの出会いから始まったんだなあと分かります。是非、大ちゃんの詩画集「さびしいときは心のかぜです」読んでみたいです。2012/07/22