対話 生命・科学・未来

対話 生命・科学・未来

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883090891
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0045

内容説明

テクノロジーとの共生は人類に何をもたらすのか。日本人の死生観から、科学と宗教、ヒューマニズムの本質、教育問題、超能力まで白熱したロング対話。

目次

第1章 自然な死はどこにあるのか
第2章 死をめぐる「意味」の問題
第3章 ヒューマニズムの陥穽
第4章 システムの超克と人類の未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

17
どこから人は死んだというところになるのかというのは、養老氏お馴染みのテーマ。決めたくはないが、便宜上決めないと医療を継続するのか、臓器提供や呼吸器をはずすのか次へ進むことができない。封建制度の肯定的な評価もよかった。システムとして必要なところと、自己としてシステムとは別に持っておくところへ依存させることが大切。2020/07/05

コモヒ

1
本当には理解してないと思うけど、面白かった。医学部の学生になる適正があっても(受験にはパスする)、医者の適正があるとは限らない、とか法学が叩かれないのは、官僚制が東京大学法学部出身者で固められてることと無縁じゃないとか、そしてその人たちがまだ何も起きてない段階で法的措置を講じよというのは馴染まないと言ってるとか、最後の方で本音が出てきた(ように思える)ので、おお!と思った。後はいつも通り、本当は境目、区別出来ない部分を無理矢理区別して考えててる、とか。賢すぎる、いつも脳にさあっと風が吹き抜けて行く感じ。2014/10/05

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