日本語大博物館―悪魔の文字と闘った人々

日本語大博物館―悪魔の文字と闘った人々

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784883090464
  • NDC分類 810.2
  • Cコード C0095

内容説明

活字からワープロまで。漢字廃止運動からデータベース開発まで。この100年、日本語〈近代化〉に注がれた全情熱の軌跡を追う。埋もれた資料を発掘、豊富なカラー図版で迫る、初の〈日本語大博物館〉。

目次

幕末活字顛末記―活字に憑かれた人々
活字との密約―“荘厳なる森”に魅せられた人々
起死回生の夢―昭和活字文化の七十年
ことばの海に漂う―諸橋轍次と大槻文彦
カナに生き、カナに死す―カナ文字運動の理想と現実
ローマ字国字論の目ざしたもの―田中館愛橘、田丸卓郎と日本のローマ字社
日本語改造法案―人工文字に賭けた人々
漢字廃止論VS.漢字万歳論―国語表記論争の過去と現在
縦のものを横にする―横に書いた日本語の歴史
営々と刻まれた一点一画―ガリ版文化の八十年
五万字を創った人―石井茂吉と写植の創世紀
毛筆から活字へ―邦文タイプライター開発夜話
日本語の工学的征服―ワープロ第一号機の誕生まで
一億人のデータベース―電話帳の過去・現在・未来

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なかち

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乱歩は活字を組むのを気持ちいいと言う。円本で文士が家を立てたりと裕福に。戦時中岩波文庫のマルクスが禁書。戦後ベストセラー一号は日米会話手帳。近視は漢字のせい。カナ文字運動。運動家の山下の墓はカナ。ローマ字国字論。乱歩はローマ字の世界が来るかもと言う。同音異義語の区別に人工語を作った石原。森有礼は国語を英語に、志賀直哉は仏語に。変革期に国語改良論。写植に人生をかける。日本タイピスト女学校。タイピストは花形職業。英文は文書作成が早い。日本語ワープロのブレイクスルーは優先順位変換。電話帳は聖書の次に売れてる。2010/10/11

tkm66

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こちらも感想記述を忘れていました。普通にちゃんと<キダジュン>っすよw。2007/02/18

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