知の政治経済学―あたらしい知識社会学のための序説

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知の政治経済学―あたらしい知識社会学のための序説

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  • サイズ A5判/ページ数 401p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784883032662
  • NDC分類 361
  • Cコード C0036

内容説明

疑似科学を動員した知的支配の政治経済学的構造を、社会言語学・障害学等をもとに論じる「あたらしい知識社会学」のための序説。知の威信秩序とその格差構造、社会科学の射程および境界、「日本語特殊論」をはじめとする「言語論」、沖縄島への米軍基地集中を合理化する地政学的議論など、既存の体制への挑戦。

目次

問題の日常的忘却としての「NIMBY(Not In My Back Yard)」を中心に
第1部 人文・社会科学の政治経済学序説(知の序列―学術の政治経済学序説;社会科学の射程=境界線・再考―狭義の社会科学と広義の社会科学;科学の対象としての文化・再考―文化の社会学序説)
第2部 ことばの政治経済学―疑似科学=イデオロギー装置としての言語論(言語研究者の本質主義―近年の俗流言語論点描1;漢字依存と英語依存の病理―近年の俗流言語論点描2;日本語特殊論をつらぬく論理構造―近年の俗流言語論点描3;辞書の政治社会学序説―近年の俗流言語論点描4;日本語ナショナリズムの典型としての感じ論―近年の俗流言語論点描5;公教育における第二言語学習の選択権―言語権とエスペラント履修)
第3部 配慮と分離の政治経済学(新憲法=安保体制における受苦圏/「受益」圏の分離・固定化としての琉日戦後史―「復帰」をはさむ、2つの4半世紀に貫徹する「1国2制度」;日本国憲法下における沖縄人の地位―代理署名拒否訴訟「沖縄県第三準備書面」を素材にした日本国憲法再読;イデオロギー装置としての戸籍―戦後沖縄にみる戸籍制度周辺の諸矛盾を中心に;障がい者文化の社会学的意味)

著者等紹介

ましこひでのり[マシコヒデノリ]
1960年茨城県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、中京大学国際教養学部教授(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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