内容説明
「日本“文化/史”」のもつイデオロギーをあばきだし、死角にかくされた「想像の共同体」としての日本および多数派知識人の「整形された自画像」を、ラジカルかつ痛快に活写し、かつ脱構築する。
目次
序章 日本人という自画像
1章 想像の共同体「日本」再考
2章 帝国の幻影―同化主義・排外主義・被害妄想
3章 日本人構築のための学術的研究―戦後日本のオリエンタリスト点描
4章 オリエンタリズムと観光立県オキナワ・序説
5章 イデオロギーとしての「日本」再考―歴史=記憶/結果責任/国民文化:2001年という画期をふりかえる
著者等紹介
ましこひでのり[マシコヒデノリ]
1960年茨城県うまれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、中京大学教養部教授(社会学)
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