目次
１ 家庭で、路上で、増える幼いシングルマザー
２ 幼いシングルマザーたちの肖像
３ ＮＧＯ「カサ・ダヤ」が与えたもの
４ 私たちが学ぶべきこと
著者等紹介
工藤律子［クドウリツコ］
１９６３年大阪府生まれ。ジャーナリスト。東京外国語大学時代にメキシコへ留学。以来、メキシコの低所得者層の生活改善運動を研究する一方、フリーのジャーナリストとして中南米の民衆の生活を追い始める。特にストリートチルドレンの取材は１０年以上続けている。篠田氏との共著に『とんでごらん！』『居場所をなくした子どもたち』（ＪＵＬＡ出版局）など
篠田有史［シノダユウジ］
１９５４年岐阜県生まれ。フォトジャーナリスト。スペイン、ラテンアメリカを中心に人々の暮らしを撮り続けている。「スペインの小さな町で」「遠い微笑み・ニカラグア」（ともに富士フォトサロンにて）などの写真展を開いている。近年はドキュメンタリービデオ『友だちになろ！ｉｎ Ｍｅｘｉｃｏ』（ストリートチルドレンを考える会）の制作やＴＶ分野でも幅広く活躍している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YUKKE
0
かねてから、気になっていたメキシコの低年齢シングルマザー問題。家庭にいられず路上生活さらには、レイプや虐待による妊娠。カソリックの国ゆえに堕胎が許されず、11歳、12歳の子どもが子どもを生むという深刻な社会問題。おき楽メキシコ生活に現実を突きつけられた気持ち。詳しいレポートと実例が胸をえぐった一冊。2012/03/28
