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南極と氷河の旅―元南極観測夏隊長がつづる氷の大地の知られざる真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784882697770

内容説明

地球上でいちばん寒く、人びとの生活圏からもっとも遠く、文明発達前の自然がそのまま残っている南極。そこは、厚さ二〇〇〇メートルを超える氷の大陸。南極の探検から観測時代に二回越冬し、吹雪と極寒の中で氷河の調査に挑む。南極と世界の氷河の旅の体験を語り、地球環境や氷河の諸問題を論評する。五十年にわたり、南極と氷河に熱い情熱をそそいできた研究と活動の集大成とも言えるサイエンスエッセイ集。

目次

第1章 南極と氷河=探検から観測へ(南極やまと隕石第1号の発見;氷床の流れを調べる測量旅行(設置) ほか)
第2章 地球環境と氷(南極はいま温暖化?寒冷化?;地球温暖化により南極の氷はどうなるか? ほか)
第3章 氷河紀行(アイスランド;アルゼンチン ほか)
第4章 氷河のサイエンス(氷河とは;氷河の雪氷収支 ほか)

著者等紹介

成瀬廉二[ナルセレンジ]
1942年、京都生まれ。北海道大学理学部卒業。北海道大学大学院理学研究科修了。理学博士。北海道大学低温科学研究所助手・講師・助教授(1968~2006年)。第10次(1968~1970年)・第14次(1972~1974年)南極観測越冬隊、第34次南極観測夏隊長(1992~1993年)。パタゴニア氷河調査隊(1983~2003年:計10回)。現在、NPO法人氷河・雪氷圏環境研究舎代表(2006年~)、放送大学鳥取学習センター客員教員(2009~2013年)、鳥取大学教育センター非常勤講師(2009年~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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