医学哲学叢書<br> 健康の本質

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医学哲学叢書
健康の本質

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  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882670353
  • NDC分類 490.1
  • Cコード C1047

出版社内容情報

《内容》 従来、医学が身心の観点から扱ってきた、生物学的・生理的な「病気」に対する「健康」という概念を超えて、健康を「個人の最重要の目標を実現しうる能力」と規定。医学と関連する社会問題との共通の土台を提供し、医療、福祉、保健、看護、リハビリ、精神医学、医療保険などに「健康」の基準を与える。ヨーロッパ医学哲学会の前会長ノルデンフェルトが、新たな健康論を打ちたてようと試みた意欲的な書。

内容説明

健康への関心が高まっている現在、一般の健康ブームのみならず、哲学や医科学のテーマとして、臨床医療の場から、また健康保険の査定、行政での住民の健康維持・促進、社会福祉の標準の決定、精神疾患の判定など、各方面からよく考え抜かれた健康の定義が必要とされている。健康を単に心と身体の問題とせず、行為、能力、環境、目標、幸福etcとからめて社会や政策の視野からも考察した。

目次

第1章 健康の哲学の根本問題
第2章 健康の要素論的理論―生物統計理論
第3章 健康の全体論的理論へ向けて
第4章 健康を損なう要因
第5章 健康のウェルフェア理論と社会および医学
第6章 健康のウェルフェア理論の結論と要約
補遺 病気の存在論

著者等紹介

石渡隆司[イシワタリュウジ]
1932年神奈川県生まれ。1956年東北大学文学部哲学科卒業。1964年同大学院博士課程修了(哲学)。1964‐69年日本大学工学部講師、助教授。1969年岩手医科大学助教授。1971年同教授。2000年定年退職、同名誉教授。1986‐95年日本医学哲学・倫理学会会長。1995年よりポーランド医学アカデミー名誉会員

森下直貴[モリシタナオキ]
1953年生まれ。1976年東京大学文学部倫理学科卒業。1983年同大学院博士課程単位取得退学。1987年浜松医科大学医学部助教授。2002年同教授。日本医学哲学・倫理学会理事
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