テクストの声―英米の言葉と文学

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882028536
  • NDC分類 931
  • Cコード C0098

出版社内容情報

テクストに潜在する音、声、リズム。 英米詩、発話、ポエトリー・リーディング、音楽など、さまざまな「声」を見据えた論考14篇を収載。
《本書で論じられる主な詩人・作家》
シェイクスピア
D. H. ロレンス
エズラ・ パウンド
T. S. エリオット
スティーヴン・スペンダー
ロバート・ロウエル
カーカップ
ジョン・アッシュベリー
ゲーリー・スナイダー
ユジーン・オニール
ジョン・バース
カズオ・イシグロ
ビートルズ
カーペンターズ
ブラーほか
《監修者紹介》徳永暢三 大妻女子大学名誉教授

内容説明

テクストに潜在する音、声、リズム―英米詩・発話・朗読・音楽―さまざまな「声」を見据えた論考14篇を収載。

目次

英詩の音韻―“O”(オウ)を中心にして
鳥の歌―書くことと歌うこと
『荒地』における声たちの統一/分散
「ゆったりとした空間」―ジョン・アッシュベリーの詩における多音声について
オーディオ・ファイルから甦る詩人たちの「声」
ことばとコトバと音の交差点
デーモン発するこの瞬間の声―D.H.ロレンスの詩
『終わりなき山河』にウィルダネスの声を聞く―ゲーリー・スナイダーの野性の詩学
“シルヴィアの歌”を歌うのは誰か―その演劇的解釈をめぐって
声の過剰、沈黙の誘い―ユジーン・オニールの「本音」を聴く
声・語り・神話―ジョン・バース「エーコー」試論
カズオ・イシグロに谺す山の音―『遠い山なみの光』考
声の幻想、幻想の声
発話のポリフォニー

著者等紹介

徳永暢三[トクナガショウゾウ]
1930年新潟県生まれ。東京高等師範学校卒業。フルブライト交換教員としてサン・フランシスコ・ステイト・カレッジ留学。日本大学助教授、和光大学、筑波大学、大妻女子大学教授を経て、現在大妻女子大学名誉教授。ブリティッシュ・コロンビア大学講師(1971‐72、英訳日本文学担当)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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