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戦争とパリ―ある二人の日本人の青春1935~45年

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784882028482
  • NDC分類 334.435
  • Cコード C0020

出版社内容情報

《人や組織は判断を誤る。しかし、どう少なく誤るかが、大きな損害を被らないための秘訣》――それが本書の主題である。舞台は、第二次大戦前から戦中にかけての1935~45年の10年間のパリ。政治・経済・社会、都市での生活……そしてパリに暮らす日本人の交流などを、ふたりの個性的な日本人の目を通して描いたドキュメントである。ひとりは、フランス政府招聘留学生の洋画家・関口俊吾。いまひとりは、フランス語習得のため私費留学生となった加藤菊枝。かつて日本は、欧州の情勢を見誤ったことによって、日米開戦から国の滅亡という破滅に向かうことになった。なぜそのとき判断を誤ったのか?!そこを冷静に捉え直すことは、これからの日本にとっては大きな意義がある。本書は、『読売新聞』海外衛星版に連載された「戦前、戦中のパリ」をもとに、全面的な修正を加えた書き下ろし。歴史的〈真相〉の頁が、今、開かれる。

内容説明

第2次大戦前、画業研鑚のため渡仏した洋画家・関口俊吾とフランス語習得のため私費留学生となった加藤菊枝。日本とフランスをつなぐ「運命の糸」とは?2人の個性的な日本人を水先案内人とした現代史のドラマ。

目次

1 画学ブルシエ
2 パリ日本館の日々
3 女子留学生
4 モンパルナスの酒場で
5 欧州戦争
6 フランス崩壊
7 占領から解放へ
8 エピローグ

著者等紹介

池村俊郎[イケムラトシロウ]
1951年生まれ。東京大学卒業後、米国・コロンビア大学ジャーナリズム学科修了。76年読売新聞入社後、千葉支局から外報部(現国際部)、解説部。ベイルート(85‐86年)、パリ(87‐91年)、ワシントン(95‐98年)の各特派員を経て、99年よりパリ支局長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アンコ椿

0
おふた方の貴重な証言も臨場感が伝わらず物足らない印象。2014/07/22

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