消された古代東ヤマト―蓬莱の国東三河と徐福

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  • サイズ B6判/ページ数 259,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784882027904
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

記紀神話の地名や伝説を掘り起こし、“二つの古代ヤマト”の仮説を導き出すとともに、古代史上に“東三河”を浮上させ、さらに蓬莱の国としての東三河と徐福の謎に迫る。

★主な収録目次/第1編 消された古代東ヤマト・1章 東三河(日本の源流か)の古代史「記紀神話の舞台」「存在した古代東ヤマト」「古代東ヤマトの封印」ほか 2章 東三河は邪馬台国!?「封印された古代東ヤマトの浮上」「邪馬台国の女王の都は何処か」ほか 3章 三遠地方の謎と不思議な伝承「古代天皇/聖徳太子/日本神話/古代日本の呼称について」「信仰/富士・不二に関するもの/異界伝説」ほか 4章 徐福と不二高天原の謎「東三河は秦の徐福の定着地との伝承」「鳳来寺山と宮下文書の共鳴」「高天原と徐福の痕跡」ほか 5章 古代東ヤマトへの新たなる提言「古代ヤマトは、古史古伝の富士王朝そのものか」ほか 第2編 古代東三河の諸資料・伝承

内容説明

古代神都東三河第3弾!前田古代史の総集・決定版!古代史上に浮上する『東三河』の謎に迫る。

目次

第1編 消された古代東ヤマト(古代神東三河(日本の源流)の古代史
東三河は邪馬台国!?
三遠地方の謎と不思議な伝承
徐福と不二高天原の謎
古代東ヤマトへの新たなる提言)
第2編 古代東三河の諸資料・伝承(三河一宮の歴史(三河国一宮砥鹿神社誌、一宮町誌、他から)
東三河の文化・伝承
日本の超古代史と天神
千郷村の地名と宮下文書の地名の符号(宝飯郡・千郷村史等より))

著者等紹介

前田豊[マエダユタカ]
1941年兵庫県神戸市に生まれる。1967年大阪大学工学部応用化学科修士課程修了。1967‐1995年繊維化学会社在勤。1983‐1995年愛知県豊橋市在住。1995‐2003年繊維化学会社・技術情報部門を経て、現在、前田技術事務所にて情報関連業務に従事。愛知県豊橋市在勤中、日本最古の人骨が発見された牛川原人遺跡近くに住んだことから、この地方の古代史に興味をもつ。趣味として調査を重ねるうちに、三遠地方の歴史の古さ、遺跡の豊富さに尋常ならぬものを感じ取り、各種郷土史論文を、名古屋「郷土文化」誌、「歴史研究」誌、「在野史論」等に発表
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感想・レビュー

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なる

3
ヤマト王朝がどこにあったのか、という現代でも結論の出ていない論争のなかで、有力とされる九州でも畿内でもなく、著者がしばらく勤務していた愛知県の三河地方周辺にあるのではないか、という新説を唱えた衝撃的な著書。未だにその説が一般的ではないのが残念で仕方がない。トンデモ説だと言われようがなんだろうか、著者の「これだ」と信じて突き進む情熱の前には信憑性などという曖昧な価値観は消し飛んでいく。むしろ感動を覚えずにいられない。その情熱は東三河から徐福伝説を経て富士信仰まで及ぶ。2020/04/02

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