反グローバリズム労働運動宣言

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784882027737
  • NDC分類 366.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

労働組合は「怒り」を忘れている! JR総連執行委員長が、働く者を幸せにしない「グローバリズム」「小泉改革」の正体を明らかにし、「リストラ」されっぱなしの低迷する労働運動を再生する方法を具体的に提言。
●「はじめに」より→グローバリズムは人びとの間の絆を断ち切り、貧富の差を拡大し、地域の伝統と文化を破壊し、あげくの果てにこの地球環境までも破壊しています。絶望的なテロと報復の連鎖は21世紀を血なまぐさい時代に引き戻そうとしています。この流れを断ち切らなければなりません。私たちJR総連は、世界中の労働者・民衆によるこうした闘いの連鎖のひとつとしての役割を果たしていきたいと願っています。
●著者小田裕司は、1947(S22)年、北海道生まれ。国鉄動力車労働組合北海道本部書記長、JR北海道労組書記長、同委員長、JR総連書記長を経て2000年、同委員長(現職)。

内容説明

「サービス残業」させられていないか?職場で「いじめ」にあっていないか?「リストラ」されっぱなしでいいのか?働く者を幸せにしない「グローバリズム」の正体を明らかにし、低迷する労働運動の再生策を具体的に提言。

目次

第1章 こんな労働組合はいらない(働く者の怒りとくやしさに立脚できるか―相つぐ企業の不正と労働組合の使命;2002年春闘にみる、労働組合の惨状;労働組合は経営の付属物か;グローバリズムの正体)
第2章 JR総連の原体験―安全の追求(真剣に立ち向かった鉄道の安全;創造的システムの創造的要素;労働組合の安全への関与を嫌悪した経営者)
第3章 反グローバリズム労働運動へ!(これからの労働運動がめざすもの;職場からの挑戦と提言;世界を視野に;国際共同アピール―反グローバリズム労働運動の国際的連携へ)
第4章 インタビュー構成 小田裕司が語るグローバリズムと対決する「連帯のグローバル化」

著者等紹介

小田裕司[オダユウジ]
1947(S22)年北海道生まれ。1966(S41)年北海道立羽幌高校卒業。国鉄旭川鉄道管理局就職。1983(S58)年国鉄動力車労働組合北海道本部書記長。1988(S63)年JR北海道労組書記長。1990(H02)年同委員長。1999(H11)年JR総連書記長。2000(H12)年同委員長(現職)
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