内容説明
税制調査会は、去る10月28日、「税制の抜本的見直しについての答申」をとりまとめ、内閣総理大臣に提出した。同答申は、昨年9月の諮問以来、1年余にわたった税制調査会の精力的な審議の成果であり、税制全般にわたり幅広い観点から行われた検討の集約である。本書は、この答申の内容を紹介し、シャウプ税制以来の抜本的見直しといわれる今回の税制改革の全体像を明らかにするべく編さんしたものである。
目次
第1 基本的考え方(抜本的見直しの背景;抜本的見直しの基本理念;望ましい税体系のあり方;納税環境の整備;国・地方間の税源配分)
第2 個別税目についての検討(個人所得課税;法人課税;資産課税;間接税)