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目次
1 続原発・徹底討論(徹底討論継続の意義;原発の文明論;原発の経済性;核廃棄物の処理;民主主義と原発)
2 続原発・徹底研究(卓越した専門家による科学技術の完成;望まれるグローバルな視点;討論についての補足として;六ケ所地点の地質・地盤について;原子力発電に携わる一技術者として;環境の安全対策は豊かな人間性から;六カ所核燃料サイクル施設の問題;農民は怒っている;文明の根本的転換を;原子力導入に用いた三つの不正;脱原発こそ現実的な選択;原発とは原爆と蒸気機関の結合である)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
1
こちらも生放送、見ていました。 その1では栗本慎一郎氏の言い訳がましい後書きが印象強く、なら出るなよ、でしたね。 概ね前回と同様なんですが、写真家・樋口健二氏やルポライター・堀江邦夫氏が明らかにしている、原発労働者の諸問題、全く番組に出てこないのが致命的な弱点で、電力会社側がそれは出すなと渋った、と後々に樋口健二氏ご本人がWに来た時に暴露されていました。 放射性廃棄物の諸問題、現場で働いて被曝している労働者の諸問題を考えるだけでもとうに終わっている、ただの巨大木湯沸かし器、それが原発の本質ですね。1989/03/06
がんぞ
0
高木仁三郎登場。推進派に「はっきり言って見なさい」←嘘がバレる。今となっては論争の勝敗は見えている。問題は自民公明両党の政治家が耳をふさいで原子力政策を推し進めたことで、まさに池田先生の言う「悪しき権力者」に成り下がった。「六ヶ所村再処理施設は航空機通路に近いことでも活断層でも地下水流でも津波の危険でも適地と言えなかった」←それを「種々の条件を勘案して」と強弁。「原子力委員会と原子力安全委員会の両方の委員を兼任する人が居た」←それを「余人をもって代え難い専門家」と強弁。訴訟双方の弁護士を兼任するに等しい2013/02/08